令和3年度企業主導型保育事業の新規募集ヒアリング等の状況

さて、令和3年度の企業主導型保育事業新規募集に関する最新情報が内閣府ホームページにアップされています。



審査スケジュールを見ると、ヒアリングは10月初旬に終了する予定だったようですが、今回、私は8件の開業を支援しており、うち1件だけはヒアリングが終了したものの、あと7件はいまだにヒアリングのご案内も届いていない状況です。

また、不採択であった申請に対しては、すでに不採択通知が届いているようです。

申請が定員12,871人分で、約4,000人分が採択予定ということは、確率でいえば31%ほどになると思います。



既に165件が不採択通知を受けて落選しており、残るは413件ということで、概算するとここからの採択率は44%ほどになります。

ヒアリング後、現地調査もあるようですが、おおよそ180件ほどが採択されるはずで、ヒアリングと現地調査でふるいにかけられるのだろうと思います。

ですので、例えば公園の目の前だとか、郊外だったら送迎車の駐車スペースも余裕がありそうだとか、そういった要素も非常に重要になると思われ、計画段階でいかに良い条件の立地、建物を確保できているのかが合否の行方を左右すると考えます。





現在の運営している園の集計データが上に出ていますが、全国的には、意外と定員充足率が低いのだなという印象を受けます。




全国には既に4,223施設101,028人の定員が確保されている企業主導型保育事業ですが、今回政権交代があり今後の子ども子育て支援がどのような方向に進むのか、見極めが重要かと思います。

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