今月も企業主導型保育事業の助成決定一覧が発表されましたね。 http://www.kigyounaihoiku.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/josei_kettei_20180131.pdf 全国で2,190の施設が助成決定を受け、50,921人の定員が確保されてきたようです。 私の地元は岐阜市なので、岐阜市だけの事情を見てみますと、14施設227人の定員が増えており、これからまだ増えるだろうと思われます。 すでに保育士さんの採用競争が発生しており、保育士不足になってしまった認可保育所もあるようですので、保育の世界も相当に競争が激しくなってきています。 地域によっては過当競争となりますので、保育需要の掘り起こしが重要になってきています。 幼い子どもを育てる保護者の気持ちになって考え、どのようにアピールすれば入園していただけるのか、工夫も必要ですね。 企業主導型保育事業の特殊性は、従業員の採用と同時に保育施設の入園もご案内することになり、採用の現場においてもいろいろなケースが生まれています。 もし医療福祉系の事業者が企業主導型保育施設を開業する場合は、体調不良児対応型など病児保育の開設も視野に入れると良いです。 病児保育・病後児保育なら医療機関でしょうね。 両方実施する場合は保育室とは別に少なくとも4部屋つくり、看護職員2名、保育士2名がさらに必要になります。 とにかく保護者が働きやすい環境づくりと充実した保育施設をつくり、福利厚生で他社との差別化を図って人材を確保しないといけません。 岐阜市はそのような状況ですね。 ただ、同じ岐阜県でも瑞穂市や池田町など市町村によって事情か異なりますので、まずは自分の足で市町村へ行って話を聞くと良いですね。 とにかくこの事業は補助金が手厚い面がありますが、重要なのは継続することだと思います。