株式会社安藤経営 第5期がスタートしました

さて、弊社は6月決算法人のため、昨日まで非常にタイトな状況でした。

これで法人を設立して4年が経過し、本日令和3年7月1日から第5期がスタートいたします。

今期は、本日付けで全国の保育園向けに以下のようなDMを出しております。

① 保育コンサルティングサービス( 会計入力代行つき )

② 空家リノベーション( 居住支援法人安藤経営 )


弊社はもともと医業経営コンサルタントとして医療機関のコンサルティングをメインとし、介護事業、障害福祉事業、保育事業、生活保護といった福祉分野をワンストップでご支援していくことを目的とし、さらにこれらの事業をごく近接した地域で複合ミックスをして運営していただくことにより、各地域に医療福祉村を構築することをお手伝いして、結果としてその地域が潤い、住民の暮らしが豊かになることを目標として活動しております。

第4期は終盤の6月13日期限で企業主導型保育事業の新規申請がございまして、8件ほどご支援をしました。

また、医療機関の事業承継、有床診療所の新規病床獲得、病院が経営する看護小規模多機能型居宅介護コンサルティング、院内保育所および病児保育コンサルティングなども取り組みました。

介護分野については、一時のように有料老人ホームがどんどん建設されるような状況ではありませんが、地域の医療法人さま、営利法人さまの開業案件について、常に2件から3件は仕掛かっている状況で、運営コンサルティングについても行っております。

障害分野は安定的に事業所が増えてきていますが、ここにきて総量規制がかかってきている市町村も増えてきております。

例えば石川県白山市における就労継続支援B型事業所、静岡県湖西市における放課後等デイサービス等、総量規制がかかって自由に指定申請ができない地域が増えつつあり、事業者としても、地域ニーズをしっかりとリサーチをして、その地域に不足していて求められている事業を選択する必要性が増してきております。

それから、障害グループホーム(共同生活援助)については、介護施設の着工が伸び悩んでいる状況もあって、地主へのご提案が増えており、一部では投資ファンドが後押しをしているケースも見受けられますが、安易に参入できる事業ではないため、事業者としましては、やはりこれも慎重な検討が必要な状況であると思います。

特に日中支援型については、自由に開業できるわけではなく、地域の協議会が認めないと開業できない類型となるため、注意が必要です。

保育分野については、平成28年度から続いた企業主導型保育事業のスピード増が落ち着きを見せており、会計検査院からの厳しい指摘を受けてルール変更が頻発している環境にあり、認可保育所との制度の違いがさらなる混乱を招いています。

やはり認可保育所、小規模認可保育園が従来から強く、企業主導型保育事業で保育事業経験を積み、質の高い保育サービス展開ができる事業者については、いよいよ認可への参入を検討していくと良いと思います。

実はすでに企業主導型保育事業の経営者が小規模認可保育園を経営しているケースは増えてきていますが、これらはそもそも会計ルールが異なり、内部留保に関する考え方も全く異なるため、マネジメント面の情報、知識、経験も重要になってくると思います。

個人的な予想としましては、あと4年で児童14万人分の保育所を整備すると言っているお話については、各地の自治体が、それぞれの地域でじわじわ認可保育所、小規模認可保育園を増やそうとしている印象を受けており、企業主導型保育事業は本当にもう新規は受け付けないかもなと感じております。

そして弊社が取り組みを始めた居住支援活動ですが、基本は生活保護、低所得者、障害者、高齢者の住まいを探して居住するための支援をしていく訳ですが、これもある意味福祉事業であると思います。

弊社は福祉サービスの指定許可を得るつもりはありませんが、居住支援を通して、既存のクライアントさまに保険サービスを提供していただいて福祉の充実を図ることで、クライアントさまの成長にも貢献できると考えております。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で生まれた新しい生活様式、新しい働き方がじわりと定着してきており、ワーケーション、リモートワークにも対応していく必要を強く感じております。

そのため、弊社が音頭をとってリモートワークチームを結成しましたが、メンバーも日々増えており、弊社が営業をがんばる必要があります。

コロナによって、副業、複業が当たり前になってきており、もう一つの勤め先で希望する収入を得ることは難しい時代となってきていて、リモートワークを駆使して優秀な人材をシェアする考え方と、実際にそういった体制で仕事をして成果を出す成功体験をしていかないと、競争に勝ち続けることができなくなるのではないかと感じます。

もちろんリモートワーク不可能な業種もたくさんありますが、働き方のミックス、ワーケーションもキーポイントになってくると思っております。

そのため、空家SDGSということで、空家を再生する事業も力を入れていきたいと思います。

弊社は第5期を迎えましたが、引き続きオリジナル性を意識した行動を継続し、一人でも多くの方の喜びのためにがんばりたいと思います。





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