企業主導型保育事業の円滑な実施に向けた検討委員会(第3回)の議事録が公表されました。

件名の議事録が公表されましたので、さっと一読しました。

いろいろな意見が出ているなかで、やはり企業主導型保育事業の実施機関である児童育成協会を交代させるべきではというような話が少し出てきております。

複数年度化を認めるようにして、他の団体に任せては?ということを言っている方もいれば、いきなり変更するのは難しいから継続していただいてはという考えをお持ちである方もいて、正直どうなるのかなという点が不安ではあります。

児童育成協会は単年度事業と捉えていて、審査等のノウハウの蓄積が難しいというようなことが書かれていたのですが、以前の会議資料では審査担当者は62名に増えていると書かれています。

それでもノウハウが蓄積できないというのは、正社員の方が少なく期間雇用の方が多いという意味なのでしょうかね。。。

実際どうなのかは分かりませんが、運営費の入金が毎年夏以降になってしまう今の流れは、次年度からは改善していただきたいのですが、難しいのでしょうかね。。

財務諸表の公表については、社会福祉法人が運用している開示システムのことが少し説明されていますが、そもそも会計基準が異なるので、いきなり運用することは難しいという意見のようです。

介護保険サービスや障害福祉サービスでは、基本情報の公表制度が運用されていますので、こうした制度にとどまるのかな?とも思いました。

企業主導型保育事業には良いところもたくさんありますので、そこを生かしつつ、制度をもう少ししっかりと整えて行こうという流れのようです。

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