平成30年度以前の決定事業者さま向け 平成31年度 運営費の継続申請ができるようになっています。


※平成31年3月20日 22:30現在
   企業主導型保育事業のポータルサイトの「電子申請の運用」のところに案内文書がアップされ、4月の概算交付申請のタイミングなどがアナウンスされました。
   以下の文章は、そのアナウンスの前にアップロードしたものになります。




昨日、19時から21時の間に企業主導型保育事業の電子申請ログインシステムのメンテナンスが行われていたのですが、どうやらこのメンテナンスによって、本日より、既存の企業主導型保育園さまのみ、平成31年度運営費の継続申請が可能になっております。

対象となる企業主導型保育園さまは、以下のような園かと思われます。


●平成28年度~30年度に運営費助成決定を受けている園で、すでに2月分まで月次報告が完了している園(再申請も含めて)


今までは、システムメンテナンスがある際は、企業主導型保育事業のポータルサイトのお知らせのところで、

「〇月〇日 〇時から〇時まで システムメンテナンスのためログインできません。」

というようなアナウンスがあったような気がするのですが、今回はそれが全くなく、知らないうちにシステムメンテナンスが完了しており、既存の園は31年度運営費の継続申請が簡単にできるようになっていました。

ただ、4月分の概算交付申請はできないようですので、継続申請が承認されてから、4月分の月次報告ができるようになり、5月分から概算交付申請ができるようになるのか、はたまた、すぐに継続申請が承認されれば、4月分の概算交付申請ができるのか、ちょっと分からない状態です。

こうした方針というものは、公表していただく必要があるように思いますが、よほど忙しいのでしょうかね。

いまだに平成30年度整備費の助成決定が下りていない園があると聞きます。

当社の支援先さまはすべての園が平成30年度整備費の助成決定まで進まれていますが、このまま年度をまたいでしまったら何が起こるのか、不安がつきまといますね。


あと、これは別の問題になりますが、平成30年度の運営費については、以下のように何種類もの申請種類がありました。

① 継続申請

② 事業変更申請

③ 月次報告

④ 再申請

⑤ 概算交付申請

これらの申請手続きによって、毎月の助成金入金額も非常に把握がしづらい状態になってしまい、通帳に入金があったものの、それが一体何月分のどの申請分なのか、自社で確認できなくなってしまっている園もあります。

当社は常にPDFにて画面プリントをしておりますので、入金との突合ができておりますが、おそらくそんな面倒なことはしていない園が多いかもしれないですよね。

介護保険サービスや障害福祉サービスであれば、入金決定通知がございますので、例えば3月20日にご入金があったなら、そのご入金額の内訳がしっかりと分かるようになっております。

企業主導型保育事業についても、こうした入金通知は必須なのではないかと思います。

会計事務所さまもお困りになるでしょうし、税務上の決算申告に支障が出る可能性もあると考えます。

企業主導型保育事業は平成28年度に始まってまだ3年経過しようとしているところですし、児童育成協会も4回も事務所を引っ越して審査担当官をどんどん雇用して何とか対応されていらっしゃいますが、制度についてはもう少し余裕を持って見ていく必要があるようには感じます。

どんなサービスでも誕生したばかりのときはまず量を確保し、質はそれから担保していく流れになってしまうのかもしれませんが、なんとか標準処理期間を決めて公表し、そのほかにも公表すべき情報は逐一公表していく必要があるように思います。

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