平成30年度企業主導型保育事業助成要綱が発表されました!

昨日、企業主導型保育事業のポータルサイトにて企業主導型保育事業費補助金要綱(案)が発表されました。

気になるのは、あたまに「平成30年度」という文言が入っていない点ですが、考えすぎでしょうか?

内容を見ていきますと、以下のことが分かってきました。

(1) 運営費

 ① 基本単価が上がっていること

 ② 新たに中小企業とそうでない場合の基本単価が設定されたこと

 ③ 4時間以上の延長保育加算が上がっていること

 ④ 病児保育加算が上がっていること
      ( ただし事業期間が6ヶ月未満の場合の金額は書かれていないため、今回から完全に月割りになる?)

 ⑤ 一時預かり加算(一般型)が上がっていること

 ⑥ 防犯・安全対策強化加算に中小企業向けの金額として200,000円が設定されたこと

 ⑦ 連携推進加算が上がっていること
       ( ただし事業期間が6ヶ月未満の場合の金額は書かれていないため、今回から完全に月割りになる?)

 ⑧ 基本分単価から控除する金額が上がっていること


(2) 整備費

 ① 基本単価が上がっていること

 ② 環境改善加算、特殊付帯工事加算、地域交流・一時預かりスペース加算、病児保育スペース加算が上がっていること

 ③ 共同設置・共同利用連携加算が創設されていること
 
 ④ 大規模修繕等の場合に関する詳細が追記されていること

 ⑤ 解体撤去工事費、仮設施設整備工事費が上がっていること


概ね増額改定ですね。

介護報酬や障害福祉サービス等報酬の状況と比較すると対照的ですが、やはりこの事業は財源が社会保険料の子ども・子育て支援拠出金であってそもそも全国の企業が負担しているというところにポイントがあるのではないかとも思います。

これから先の未来、企業の数は減る傾向にあるかもしれませんので、楽観視しすぎるのもよろしくないですが、今回はこのような内容が盛り込まれている様子です。

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