児童発達支援管理責任者専任加算は基本報酬で評価されるようになる?

平成30年4月報酬改定に向けて、障害福祉サービス等報酬改定検討チームにおける議論が活発になってきており、公開資料が次々と出されています。

今日はその中でも児童発達支援管理責任者の評価のあり方についての資料を読んでいました。

5ページほどのものですが、児童発達支援管理責任者専任加算(205単位)が加算ではなく基本報酬に含まれたうえで、基本報酬の見直しが図られるのではないかというところです。

この点に関しては、児童発達支援管理責任者は必ず配置しないといけないのになぜ加算なのかなと個人的にも疑問は持っていました。

経過措置が活きている間は加算扱いなのかな?と思っていたのですが、平成30年3月末に経過措置が終了することに伴い、加算としては姿を消す可能性があるなと思います。

こうした取扱いは、介護保険サービスでもよくあることで、今まで加算だったものが基本報酬に包括され、その後の改定では基本報酬自体がじりじりマイナス改定されていくので結果として事業所は減収になると思います。

次回の報酬改定は結構思い切った改定も行われそうな気がしていますので、常に動向を見守りたいと思います。

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