企業主導型保育事業のシステムが変わります(公金管理システム ピムスの稼働開始)
さて、企業主導型保育事業のシステムが新しく変わる予定でしたが、ようやく1月23日から、公金管理システム(ピムス)が一部稼働するようです。
細かなルールがたくさんあって変更も多い企業主導型保育事業ですが、今度はシステムが変わってしまうので、来週から相当な混乱が予想されます。
マニュアルなどざっと目を通しましたが、以下のような状況になると思います。
① 現在使用している電子申請システムも引き続き使用する。
② 児童、職員、共同利用企業情報等はピムスで登録・変更などを行ってマスタ管理する。
③ ②の情報が①電子申請システムに反映される方式となる。
④ 1つのIDで銀行口座を1つしか指定できなかったことについては、園ごとに口座指定できるように改善される(実際の登録をするには、まだしばらく時間がかかるようです)
これらの変更が生じることと、2つのシステムを駆使しなければならないこと、またある程度のマスタデータは、電子申請システムからピムスへ自動移管してくれるようですが、完全ではないので、結局ピムスのマスタデータ登録という業務が発生すると予想されます(これは3月か)。
それから、②に関しては、普段から事務管理のコンサルティングをしている立場からすると非常にありがたいのですが、以下のような情報をあらかじめ登録する欄があり、どこまでの登録精度が求められるのかが気に係るところです。
① 職員の入社退社管理
② 職員の職名入力
③ 処遇改善Ⅰ対象かどうかの選択
④ 処遇改善Ⅱ対象かどうかの選択
⑤ 共同利用企業の社会保険加入状況の選択(全企業「厚生年金保険・健康保険 適用事業所検索システム」で検索しないといけなくなるのではないか)
児童の登録はさほど苦労は変わらない気がしましたが、職員情報の登録については、追加項目が増えており、処遇改善加算制度のより厳格な適用が求められるように思います。
いずれにしましても、
① ピムスで基本情報登録
② 電子申請システムで登降園日数や加算等の請求管理
ということになると思われます。
連携推進員のみなさまには、お早めのマニュアル確認をお勧めしたいと思います。
コメント
コメントを投稿