企業主導型保育事業 内示の状況(令和2年度事業)
さて、令和2年度の企業主導型保育事業の内示について、なかなか発表されないため弊社にも問い合わせが増えております。
いろいろいい加減な情報が錯そうしておりますが、確かな情報をもとにして、しっかりと判断すべきかと思います。
結論からお伝えいたしますと、当初は以下のような予定でしたが、安倍総理の突然の降板によって、内閣府が多忙を極めていると思われ、1カ月から2カ月は遅れてしまうのではないかと予想しております。
第1グループ ・・・ 9月から順次内示、10月から順次助成決定
第2グループ ・・・ 10月から順次内示、11月から順次助成決定
上記のスケジュール案については、令和2年8月3日(月)に開催された、「第7回企業主導型保育事業点検・評価委員会」の第2号議案で、資料1をもとに審議されています。
公開されている情報としましては、これが確かな情報であり、これ以上の情報は現時点(令和2年10月2日(金)20時30分現在)では存在しないかと思います。
それから、今の段階で第1グループで申請したにも関わらずヒアリングが実施されていない事業者さまについては、「形式的確認」および「第1次審査」を通過できていない、「第2次審査」に到達していない可能性があります。
この点は、こちらの「第6回企業主導型保育事業点検・評価委員会」の第3号議案で使用されている、資料3をチェックすると分かります。
つまり、残念ながら「形式的確認」において必要な書類が揃っていなかったか、「第1次審査」において財務適格性、税・保険料納付実績、事業実績が一定の水準を満たしていなかったために落選している可能性もあります。
今回は、「形式的確認」や「第1次審査」で不採択になったとしても、不採択通知は届くようですが、こうした通知文書というものは、採択が決まって内示が出るときに確定してきて、おそらく内閣府の承認を得てから発出するものと考えられますので、そういった意味でも、今、内閣府は菅総理大臣体制への移行による超繁忙期にあって、どうしても遅れるのではないかと考えられます。
ここまで書いておいてなんなんですが、これはあくまでも弊社の予測に過ぎませんので、ここは今しばらく待ち続けるしか無い様子です。
ちなみに、第1グループについては、一度不採択となっても、第2グループの審査時に再度テーブルに載せてもらえる可能性があるという文面が、ポータルサイトのトップページに記載されていますので、下のような文章になりますが、これも注目しておくとよいです。
「なお、第1グループにおける審査の結果、内示の対象とならなかった申請者についても、第2グループの審査時において、再度審査対象とすることがあります。」
今回、内示を受ける前の工事請負契約や工事着工は禁じられておりますので、納期を気にするあまり、そのようなことをしないように十分にご注意ください。
※ 続報についてはこちら。
(令和2年12月19日 15時の情報へ)
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